安藤レディースクリニック

子宮けいがん検診開始のお知らせ

高松市の子宮頸がん検診が、7月から開始されます。残念ながら日本の頸がん検診受診率は非常い悪く、現在も20代〜30代の子宮頸がんが増加しています。早期発見によって、完治する病気ですから、すすんで検診を受けましょう。
当院では、予約優先とさせていただいているので、まずお電話でご予約ください。月・火・金曜日の午後が、比較的すいています。また第2・第4
日曜も午前中受診できますので、お問い合わせください。
予約並びにお問い合わせ先は、
п@087-815-2833

子宮がん
子宮頚癌をご存知ですか
子宮頚癌は、若い世代に多い癌で最近20代〜30代の女性で急増しています子宮頚癌は発がん性ヒトパピロマウイルス(発癌性 HPV)というウイルスの感染が主な原因です。発癌性HPVはごくありふれたウイルスでほとんどの女性が一生に一度は感染するという報告もあります。

右図は、国立癌センター癌対策情報センター、人口動態統計(厚生労働省大臣官房統計情報部)の資料より抜粋

細胞診+HPV検査で完璧!                  
トピックス

子宮頚がん 20歳代〜30歳代に急増しています!

子宮頚がんは、世界で2番目に多く発生している女性特有のがんです。子宮頚がんは、ほとんど初期の段階では自覚症状がありません。不正出血や下腹部の痛みなどがあるときには、すでに進行している場合が少なくありません。
 最近では20歳代〜30歳代の女性で子宮頚がんにかかる人が増加しています。日本では、子宮頚がんを発症する人のピークが40歳代(1988年)から30歳代(1998年)へと若くなっています(図2)。とくに最近の20歳代〜30歳代の発生率の増加は著しく、死亡率も若年層で急激に上昇しています。



子宮頚癌は、ほぼ100%予防できます。

 ただ子宮頚がんは、検診さえ定期的に受ければ、ほぼ100%予防できます。がんになる前の組織の変化(前がん病変)の段階で、検査で発見できるためです。前がん病変で発見されれば、円錐切除という治療法(病変を円錐状に切り抜く手術)で完治します。体への負担も少なく、子宮をそのまま残せます。治療後の妊娠・分娩が可能になります。
 2007年4月にがん対策基本法が施行され、国はがん対策推進基本計画を策定しましたが、主な目標として、がんによる死亡者の減少やがんの早期発見があげられています。しかしこれは、子宮頚がんに関し正しい目標ではありません。子宮頚がん検診はがんを発見するのが目的ではなく、前がん病変を発見して、がんになるのを防ぐ検診です。





子宮頸がんh、原因がはっきりわかっている癌です。子宮頸がんをひきおこすのは、HPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスです。

子宮頸がんのけんさには。細胞の変化をテェックする細胞診と、HPV感染を調べるHPV検査があります。両方の検査を受けることで、癌になる前の段階で。確実に発見することができます。
検査方法はとっても簡単。専門の道具で子宮の入り口(頸部)を軽くこすって細胞を採取するだけ。綿棒くらいの小さな道具を使うので、痛みはほとんどありません。大体1〜2週間で検査結果が分かります。